駐夫です。
この夏、最大のイベント、グランドサークル・キャンピングカー旅行が、きょう6日、無事終了した。何はともあれ、家族みな病気もケガもせず、さらには事故にも遭わず、車を返却でき、ホッと一息ついている。
今の気持ちは、脱力感と虚脱感の一方で、心地よい達成感と満足感といったところであろうか。今はまだ気が張っているが、地元に帰ったら、ドッと疲れが出るに違いない。
今、ラスベガスのホテルにいるが、綺麗に折られた真っ白なシーツに、空気が詰まった枕、大きなベッドが無性に嬉しく感じられる。手狭なキャンピングカー内で、重なり合うように寝ていたのが、もはや遠い出来事のようだ。
そして、WIFI環境が抜群なため、部屋のデスクで落ち着いてパソコンを開き、こうしてブログを書くことができる。RVパークは、電波状況が悪いところが目立ち、スマホをいじるのにもいささか苦労の毎日だった。
この8日間、わが子は何を感じ取ってくれたであろうか。パパとママが協力して、いろいろなことに向き合う姿を見て、少しでも大きくなった時に、思い返してくれれば、それだけで満足だ。今回の旅行を心底、楽しみにしてくれていたが、正直、幼い子どもにとって、グランドサークルの大自然は退屈だった。
自分を振り返ってみれば、その気持ちは痛いほど分かる。写真も動画も大量に撮ったので、それらを参考に、記憶の一片を思い出してほしい。少しは親としても救われる。
私は運転に集中し、食事は妻に担ってもらった。日頃の仕事から解放され、リラックスするための旅行において、家事を行うのは、いささかジレンマを感じていたであろう。ありがたい限りだ。
RVパークの木製テーブルのセッティング、食器の洗い物、洗濯、車内掃除、それに子どもの面倒は、お互い助け合った。そんな様子に触発されたのか、子どもたちがお手伝いに目覚めてくれたのは、何よりの喜びだ。力仕事や危険な作業など、親として手伝ってほしくない局面でも、手伝おうとする心意気を制するのは、少しばかり気が引けた。
行程は以下の通り。
1 ラスベガス発→ザイオン
2 ブライスキャニオン
3 レイクパウエル
4 モニュメントバレー
5 グランドキャニオン
6 セドナ
7 キングマン
8 ラスベガス着
トータル 1284キロ
かなり走ったような気もするが、こんなもんかという思いもする。東京・福岡が約1000キロなので、東京・鹿児島ぐらいの距離を走り抜けた計算になる。(最後に引用したツイッターの距離は勘違い)
以後、何回かに分けて、記録の意味も込めて、細かく書いていきたい。あまり私の趣味ではないが、お役立ち情報もあわせて。