駐夫です。
最近、駐妻さん方とお話ししてて、ふと気付いたことがある。ほぼ全員が、ご主人のことを話すとき「旦那さん」と呼ぶのだ。この言葉、私の辞書にはない。
なぜ「さん」なのだろうか。ちょっと、考えてみたい。
こちらは新井「さん」。先輩からも、後輩からも、そしてファンからも「さん」付けされるほど、愛されるいじられキャラ。カープ頑張れ!!!
妻に聞いてみた。「私を外で何と呼んでいるのか?」。
「う~ん、夫か旦那かなぁ」。
やはり、旦那さんとは呼ばれていないようだ。だから、私の辞書にもないのだろう。
一般的に、ご主人を紹介するときの言葉は、主人、夫、亭主、旦那、〇〇(夫の名前)さんといったあたりか。
強者の奥様から過去に直接聞いたことがあるのは、あいつ、ヤツ笑笑。
とにかく、旦那さんという呼び名には、どうにもこうにも違和感がある。
身内を外部に紹介するときに「さん」をつけるだろうか? 付けないよね。
同じ会社の人間を社外に紹介するとき、年上だろうが、社長だろうが、敬称は付けない。
では、なぜだろう。
はるばる米国にまで赴任し、英語を駆使しながら、家族のために大黒柱として働き、日々奮闘する姿を近くで見るにつけ、敬意を隠しきれず「さん」を付けるようになったのか。あるいは、元々、さんを付けていたのか。ご主人の方が年上だからか。
「主人」という言葉は、現役世代はなかなか使いにくいからのもあるだろう。「亭主」は、CMで一時期流行ったが、今はもう死語か。はたまた・・・
逆のケースを考えてみる。ご主人が奥様を紹介するとき。
私は、相手が誰であろうと、どんな場であろうと「妻」の一点買い。TPOはまったく問わない。理由は、他は相応しくないから。
なぜなら、、
「奥さん」と呼ぶ人がいる。これは、他人の妻を呼ぶ言葉だから✖
「嫁」という人もいる。これは、妻からみた義父母が使う言葉だからNG
「家内」は、次第になくなる言葉だろう。
「女房」 語感が気持ち悪すぎて、使いたくもない。にょうぼう、、って笑
「愚妻」 今や男女共同参画時代。もはやお話にならない。
で、
だ・ん・な・さ・ん。
とてつもない違和感を抱く一方、心のどこかで、新鮮な響きを感じる自分がいるのも事実。こちらで、バリバリ働くことができない私には、当面縁がないかもしれないが。
旦那さん
一度でいいから、そう紹介されたい。でも、一度だけでいい。