駐夫です。
前回にひき続き、準備編の後編、クルマを借りたラスベガスで調達したものについて。並びに、エルモンテでの手続き等について、記したい。
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ラスベガス空港着
NJ・ニューアークから飛ぶこと数時間。実に25年、四半世紀ぶりのラスベガス上陸だ。
機外に出た途端、あり得ないぐらいの暑さ、熱波のようなものを感じる。iphoneでチェックすると、41度。これこそ、砂漠の街・ラスベガスの歓迎式典のようなものだ。
ガンガンに冷えた空港内で、チャイルドシートを含めたすべての荷物をピックアップ。本来は、1pmからの貸し出しだが、午前着の便にしており、早めに借りるための追加料金を事前に支払い済み。エルモンテの事務所に電話し、何時に着く旨を伝えた。
lyftなどライドシェアにしようと思うも、指定の乗り場が遠かったため、不本意ではあったが、手前のタクシーから乗車。住所を伝え、事務所へ向かった。
エルモンテ事務所着、DVD視聴
空港から20分ほどだったろうか。無事到着。
正面入り口から事務所に入ると、正面に受付があり、そこでバウチャーを見せ、チェックイン。キャンピングカーを借りるにあたり、事前に見なければいけないDVDを見るよう説明を受ける。
子どもがいたので、日本語を選択する旨を係員に伝え、名前が呼ばれるまで待つ。
この間、荷物は事務所内に置いたまま。まあ、同志のよしみみたいなもので、盗む人はいないだろうと。ちなみに、事務所内には小規模ながら、キッズスペースがあり、子連れには優しい。
呼ばれるまでの間、正面入り口右にある2段の棚をチェック。ここには、無事旅行を終えて、戻ってきた人たちが不要となった食料品や、皿、調理器具などが置いてある。ドネーションとリサイクルの精神だ。
タイミングと運によるが、私の時はあまりめぼしいものはなく。アルミホイルを調達。そうこうしているうちに、DVD視聴室へ向かうよう名前が呼ばれ、子どもも連れて向かった。
このDVD(ビデオだったかも?)が、なかなかの年代物。JTBが撮影協力or作成したもので、恐らく1990年代のものではなかろうか。登場している人物の服装や髪型が当時を物語る。
それはともかく、この映像はしっかり見ておいた方がいい。
ジェネレーターの使い方や、ガス、オーブンの使い方、さらには、RVパークでの電気や水道、排水の接続、運転の操作方法、車間距離や内輪差の注意ポイントなどを適切に解説してくれる。日本から来た方は、眠くて仕方がないと思うが、目をこすりながらでも見て、確実に頭に入れてほしい。
この時、キャンピングカーをモーターホームとも呼ぶことを初めて知った。
ようやくレンタル手続きへ
無事、視聴を終えた後、レンタルカウンターへ案内され、言われるがままにサイン。クレジットカード、免許の提示を淡々と進める。
先方は、保険の説明、積算マイルの説明、レンタルした物品、事故・トラブル時の対処方法などの説明を続ける。分からないことがあれば、しっかり質問し、不安点は解消しておくべき。修理が必要となった場合の補償金として、1000ドルを事前にカードで支払い。何もなければ、引き落とされず、全額戻ってくる仕組み。(←無事、戻ってきました)
ここでは、事故・トラブル時の緊急連絡先、対処方法を要チェック。もしものことが起きたら、気が動転して、連絡先なども忘れがちだろうから、目立つようにマーカーしておいた。仮に、タイヤがパンクしたとしても、自分で交換はできず、指定された連絡先に電話する必要がある。トラブルはないにこしたことはないが、イメージトレーニングは万全に。
そして、キャンピングカーと待望のご対面
書き連ねると、ダラダラと長くなる・・・。
書面手続きを終え、30分ほど待たされた後、名前を呼ばれ、これからお世話になるキャンピングカーとようやくご対面。小さい頃から、恋焦がれた人に対面した感じで、気分は一気に高揚する。
レンタルした寝具や調理器具などをカートを使って、自力で車まで移動。並びに、持ち込んだ荷物も車に持っていき、ドアを開け、中に入る。車内というか、室内に入った瞬間の感動は今でも目に浮かび、その光景がよみがえる。いよいよ念願のキャンピングカー旅行が始まるのだと。
先ほど視聴のDVDで説明していた車内外の設備に関する説明を係員からあらためて受け、一つ一つチェック。係員と一緒に傷などを点検し、走行時の走行メーターを確認する。
これにて、エルモンテとのやり取りは終了。
スーツケースから、当面必要なものを出し、子どもたちのチャイルドシートをセット。運転席周辺のミラーやシート位置などを自分仕様に変え、緊張交じりのいざ出発。
運転してみての第一印象はとにかく重い。長い。幅が広い。とにかく慣れるまでは、慎重の上にも慎重に運転することを心がける。
この時点で、既に1pmをまわっていたはず。一同、空腹。
西海岸で必ず食べてほしい、 In-N–Out
正確には西海岸ではないが、ラスベガス市内に数店舗あることを事前に確認。事務所近くにもあるのもリサーチ済みだったため、事務所から3分程度の店舗に直行した。
私は3年ぶりだが、家族はみな初めて。感想を聞いてみると、子どもも含めて「美味しい」。
このネタを書き始めると、止まらなくなりそうなので、ここで打ち切る。また、別の回で。
ひとまず、一同、空腹は満たされ、みな満足。
ウォルマートでもろもろ調達
本日の宿泊地、ザイオン国立公園までの所要時間はグーグルマップによれば、3時間半。暗くなってからの到着は絶対避けたかったので、比較的離れた場所にあったトレジョ(トレーダー・ジョーズ)での買い物をカットし、ウォルマートだけで調達することに。これが、後で後悔することになるとは、この時点で露知らず。
ステーキに必要なトレジョ調味料、特に好物のガーリックソルトがないステーキは最後まで、画竜点睛に欠いていた。最後まで尾を引いた、これは。
しょうゆ コメ ビール ワイン 肉(牛、鶏、豚) ミネラルウォーター パン サラダ油 お菓子 果物(スイカ、リンゴ、バナナ、桃) パック入り野菜サラダ 野菜(じゃがいも、玉ねぎ) タマゴ iPhoneをフロントガラスに付ける道具 牛乳
次回に続く。