日本に一時帰国

3週間超の一時帰国を終えて 長すぎるのも良かれ悪しかれ

駐夫です。

3週間超の一時帰国を終えて、19日土曜日、米国に帰ってきた。

「自宅に戻ると、心がすっかり落ち着いた」いうのが、極めて率直な今の思いだ。

日本を離れて、たかだか1年。それでも、家族も一緒であり、生活の基盤はもはや完全に米国にあるということを思い知らされた。精神的なよりどころも、こちらに移りつつあるのかもしれない。

ある土地に城を築けば、その城を愛し、土地をも愛する。

渡米当初、散々日本に戻りたがっていた私自身を振り返ると、実に不思議なものだ。

伊勢神宮内宮の正宮 静謐ですね

帰国直後は、実家での食事、コンビニ、百均、カルディやキタノ、スーパーの総菜、ドラックストア、コンビニのチューハイ(食べ物ばかりですね・・・)等々のほか、素晴らしい運転マナー、普通に出てくるおしぼりに水、国全体で平準化されている店員サービス等々、すべてが嬉しく、まるで狂ったように写真を撮りまくり、インスタに投稿していた。

とはいえ、そんな症候群はすぐになくなり、途中から「戻ってもいいかな」、時には「早く戻りたい」とも思うようになった。

今回の日本滞在は、妻がフルスロットルで働いたため、その影響を受けた私にも様々な制限がかかり、100%満足のいくものではなかった、という事情もある。米国に戻れば、幼稚園があるし、自由時間を確保できる。子どもとずっといるのを不満に思うのは、親失格かもしれないが、そこは、どうぞご理解を。

街に落ちてるゴミは少なく、道路は舗装され、トイレも綺麗な日本はやはり美しい。楽しみにしていた食事は、食べたいものの7割がたは食べられたかなと。美味しいウナギ、お寿司が食べられなかったのが心残りだが、またの楽しみにしよう。

帰米から、ほぼ1週間。子どもはいまだに時差ボケに苦しんでいる。夕方に行き倒れて、そのまま睡眠。午前1時ごろに起きて、軽食を取るという極めてよろしくない状況が続く。

かくいう私も、午後イチ、夕方に猛烈な眠気に襲われる。こちらは加齢も原因してるかと思うが、大人でも苦しい昼夜完全逆転の日米時差ボケ。自らで体調管理ができない子どもたちだって、いわんやをや。サポートをしてあげないと。

渡米1年ちょいの間、私自身、今回は3度目の帰国だった。1度目は妻の出張に併せて、家族全員で。2回目は私一人での弾丸。今回は、妻の会社から全員分の旅費が出る、いわゆる正式な帰国だった。

正月も挟んだがゆえに、3週間と長期間滞在できる航空チケットは昨年8月に早々と取得した。

1度目の帰国は10日間。家族みな、米国の時差ボケが残ったまま日本で過ごし、米国に戻ったら日本の時差ボケが残ったまま、、という最悪の状況だった。その教訓も踏まえたが、3週間は少し長かった。

都心の不動産を処分したため、拠点は双方の実家。長くなると、口には出さないものの、お互いストレスもたまってくる。元気盛りの孫相手も大変だったことだろう。

楽しいはずの一時帰国が、楽しくならないように。

 ストレスが溜まらないように。

 さらには、時差ボケを適切に解消するようにために。

もろもろ考えてみたい。

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