駐夫です。
先日、悲願かつ念願だったパパ会を初めて開催することができた。
子どもの学校の同じクラスのパパに呼び掛けたのだが、出席率は実に8分の5! 大いに盛り上がり、そこかしこで花が咲き、そして、酒をたくさん飲み、笑い、私自身もとても楽しい時間を過ごすことができた。みなさん、ありがとう。
私自身、普段はママたちとの付き合いがメインで、パパたちとの交流は殆どない。とはいえ、他のパパ、ママ両方と交流しているパパは私ぐらい。
つまりは「二刀流」「両刀使い」。
そこで、その強みを生かそうではないかと、ママ経由で開催を呼びかけ、各々のパパに声掛けをしてもらい、興味・関心を持ってくれたパパたちでLINEグループを作成。ここまでくれば、もう開催できたようなものだ。
ここから先は、政治記者時代に培ったお座敷セッティング能力を存分に活用。日程調整アプリでアレンジし、最大公約数の日程で決定。店を選び、当日を待つのみ。当日は、適当に乾杯の挨拶をして、あとは時の流れ、場の流れに任せるだけだ。
1年半前の渡米時から、パパ会を開きたいと思っていた。渡米直後、ママ会のようなものがあり、そこに参加した妻にお願いして、他のママに打診してもらったところ「え~、平日も夜遅いのに、土日も飲むなんて、あり得ないよね~」のコンセンサスだったとのこと。「シュン・・・」と密かに落ち込んだのを覚えている。今回は、いろんな意味で機が熟したのだ。
振り返れば、東京時代、保育園のパパたちとも繋がりたかったし、呑みたかったのだが、大学の友達もいるし、仕事関係もあるし「別に無理に誘わなくてもいいか、新たな世界をつくるのも面倒くさい」などと考えていた。
こちらにも、東京時代から、日本時代からの友達、知り合い、先輩・後輩のみならず、こちらに来てからの知り合いもそれなりにいる。とはいえ、子ども関係における横の繋がりをつくりたいとずっと思っていた。
それは、なぜかと言えば「すべては子どものため」。子ども同士が仲が良いクラスであるため、その流れをパパ同士でも作りたい。子どもが仲が良い以上、親子も交えたイベントを企画すれば、子どもはさらに仲良くなるし、より笑顔になる。そして、アメリカでの良い思い出を作れるのではないか。そんな思いだ。
パパたちに話を聞いてみると、日本時代よりも会社の人間と飲みに行く回数は少ないし、横の繋がりはあまりないとのこと。そして、LINEメンバーの皆、横の繋がりを求めていた。実は。
そんなこともあって「〇年いましたが、パパ会なんて、初めてです」「〇〇さん(筆者の名前)、開いてくれて、ありがとうございます!」「楽しかったです。また、やりましょう」。
多くのパパから直接頂いた、ありがたい声。大いに励みになり、開いてよかったと、しみじみと噛み締めた。あるパパからは、開催してくれたお礼にと、スパークリングワインのプレゼントを頂戴した。
これをきっかけに、定期的に開催することで、一同のコンセンサスを得た。次回の開催が今から楽しみだ。
そして、子どものクラスだけに限らず、同じエリアに住む、同じような環境・境遇の人達とも一段と交流を深めたいと思った次第だ。ネットワーク、交流会をさらに開きたい。興味を持った方がいらっしゃったら、是非ご連絡をお待ちしています。
国外において、同じ時期に、同じ経験を過ごしたとの連帯感は、日本に戻っても強固な繋がりを持つと、多くの駐在員経験者が語っている。日本でも、飲み会を定期開催しているとも聞く。
今、こちらで仕事をしていない立場だからこそ、駐在員以上に、そう思う気持ちは強いかもしれない。
この夏、私の周りだけでも、3人の駐夫がNJ・NYエリアにやってきた。NJ・NY駐夫の会も早々に開催しないと。