メディア掲載

日経新聞に大々的に掲載、感無量 キャリアは夫婦で築き上げるもの

 駐夫です。

 8月10日付け日本経済新聞朝刊に、駐夫をめぐる記事が大々的に掲載されました。

 新聞用語で言えば「8段ぶち抜き」。毎週月曜の女性面で、海外駐在する女性の増大に伴い、休職制度を活用して同行する男性「駐夫」も増えている、とのトーンです。私もちょこっと載っています。

 新たな時代の幕開け、胎動が読者に伝わる、素敵な記事に仕上がっています。休職制度すら整えていない企業にとっても、問題意識や危機感の醸成に繋がることを望みます。

 今回は、私がフェイスブック上に作り上げた駐夫グループについてお話し、私が繋いだグループメンバー3人のストーリーが順に紡がれています。

 2年前に立ち上げた時、メンバーはわずか4人でした。それが、今や世界全大陸、現役、OB、更にはプレ駐夫まで加わり、実に約70人。3層の重層的な構造になっています。

 ここまでたどり着いたという感無量の反面、まだまだ広めるための活動を続けていかなければいけないとも痛感します。

 日経電子版の公式ツイッターへのリプをつい見てしまいましたが笑「この女性たちは、夫のキャリアを何だと思っているのか。腑に落ちない」という女性、「どういう子どもになるのか注目」との男性の声が目に入りました。

 私自身、いろいろな媒体で書いている以上、エアリプは極力読まない、気にしないようにしています。ではお伺いしますが、男性たちは妻のキャリアを何だと思っているのでしょうか。男性が家事・育児に専念すると、子どもたちに何か悪い影響があるのでしょうか。

 妻は夫のキャリアを支えるのが当然、、と思う女性が今も一定数いるのは否めません。かたや、夫が妻のキャリアを支えるのも当然、、と思う男性が増えている、、、その表れが、駐夫が目立ち始めているという事実に帰結しているだけのことです。

 男がメインで働くという価値観が良くも悪くも定着している日本において、働く男性(夫)の間では、自らの妻のキャリア形成=仕事を続けるか否かについての認識は分かれているのが実情です。その価値観と実情に基づくと、働く女性(妻)と、働いていない女性(妻)という構図が出来上がるのが、当然の流れになります。

 女性の社会進出がますます増えている中、自分のキャリアも夫のキャリアも大切に思う女性、夫のキャリアだけを大切に思う女性、といったように、女性の間でも、キャリアに関する自己意識やら価値観のスプリット化が進んでいると、最近感じざるを得ません。そのことと、駐夫に対する視線、認識の違いが表面化していることは、まったく無関係だとは言い切れないとも思っています。

 

 https://style.nikkei.com/article/DGXMZO62283760U0A800C2000000?channel=DF130120166018&n_cid=LMNST011

 

https://twitter.com/chu__otto/status/1292562464006000640
ABOUT ME
ちゅうおっと
ご連絡・問い合わせ等々は、konishi@muj.biglobe.ne.jp までお願いします。
関連記事
error: Content is protected !!