駐夫です。
HAPPYバレンタインデー。米国でのバレンタインは3回目となりました。
日本と異なり、というか、日本が異質なのですが、米国では、男性が女性に花やカードなどのプレゼントを贈ります。そして、ホワイトデーという概念自体がありません。
数日前、子どもたちと買い物に行った際、カードとプレゼントを「あぁでもない、こうでもない」言いながら、選びました。わが子たちも、好みやらをすっかり分かっていて、こういう何気ない点でも、成長を感じます。
本日は、グローサリーストアで花とケーキを買い、上述のカードとプレゼントとあわせて、サプライズの準備は万端。反応は上々でした。
子どもたちにも、こっそりカードをしたためておき、メッセージを書き込みました。
現地校もバレンタインデーは、イベントを行います。学校側からは「当日、バレンタインパーティーを行う。カードを用意する際は、同じクラス全員分を用意してほしい」旨の通知がきます。全員分というのがポイントです。
渡すのなら全員に。ひとりとて仲間外れはいけません、いうことです。クラス全員分の名前リストを渡し、相手の名前を書くよう指定する先生もいれば、相手の名前は書かないよう指示する先生もいます。もちろん、書かない子もいますので、強制ではありません。
全員分のカードを書き、袋に入れて学校に持っていき、迎えの時には、もっと大きな袋を持っていました。
ウチは、カードだけだったのですが、他の子は、数種類のお菓子や小物をグッディーバッグ(小さいラッピング用の袋)に入れ、プレゼントしてくれたためです。ちょっと、もらい負け状態になったので、次回以降の反省とします。
米国のカード売り場は、1年中、何らかのイベント用のカードを売っている気がします。誕生日は常にありますし、ニューイヤー、バレンタイン、父の日、母の日、サンクスギビング、クリスマス等々。
おかげで、カードを通じて、家族に日ごろの感謝や愛情を伝える機会が激増しました。言葉では、なかなかこっぱずかしくて、言えないようなことも、字にすると、表現できたりします。
1年に何度もあるチャンスではありますが、あげて喜んでくれると嬉しいものです。反対に、もらっても嬉しいですよね。
活字が廃れる時代だからこそ、率直な思いを文章で大切な人に伝えたい。
そんなことを、カードを書く度に痛感します。