日本に一時帰国

一時帰国、無事に日本入国 羽田での抗原検査は陰性

駐夫です。

一時帰国中に書いたアメブロが実に多くの方に読まれて、好評を博しています。

よく読まれているブログを、いくつか個別で紹介することにしました。

お読みいただいた方の参考になれば幸いです。

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無事に日本入国、抗原検査は陰性

 

アメリカから羽田空港に到着し、無事に日本に入国しました。

 

PCR検査(鼻に綿棒を突っ込まれて、グリグリされる)に替わり、7月末から導入された抗原検査(唾液を提出する)の結果は、陰性でした。

 

そして、自主隔離生活の14日間に突入しています。

 

「機内で数時間待機させられる」、「自宅がない、親族などの迎えがない人は政府指定ホテルに結果判明まで缶詰め」等々、散々な評判のPCR検査でしたが、抗原検査になり相当改善されていました。

 

以下、到着から入国までの経過をまとめます。

 

【羽田着から検査場】

機内からは、10数分後に出られました。そのまま出発ゲートロビーの椅子に一人置きで座るよう促され、一同に集められた後、検疫官より説明がありました。「これから、検査を行う。前方から順番に検査に案内する。一切の飲食は禁じる」等々。

 

事前に機内で配られた数種類の書類を手に、8人ほどの単位で、その先の検査場に連れて行かれます。検査場では、写真・動画の撮影は禁じられていました。

 

書類のチェックを係員が終えた後、検温。問題なければ、漏斗と試験管を手渡され、15あるブースのどこかに移動するよう求められます。ブースは1メートル四方で、隣の人とは透明ではないボードで区切られています。目の前には、容器の使い方が書かれているとともに、レモンの写真が貼ってありました。レモンを見れば、唾液も出やすいということでしょうか笑

 

漏斗と試験管を組み合わせ、試験管に書かれた赤い線まで唾液を溜めた後、係員に手渡し、量のチェックを受けます。そして、提出。周囲からは、子どもの泣き叫ぶ声が聞こえてきます。唾液を出すのは、子どもにとって至難の業、できなければ、鼻に突っ込まれた綿棒でグリグリされる、従来のPCR検査となるためです。

 

 

【待合スペース】

動線通りに従うと、大きい出発ゲートロビーに入り、係官に書類を提出します。係官からは、今日からの宿泊場所、隔離明けの宿泊先、そこまでの移動手段、保健所からの連絡をLINEにするか、ケータイにするかどをかなり綿密に尋ねられました。ここまでで、降りてから30分が経過。

 

その出発ゲートロビーが、そのまま待合室となります。真ん中の席は使えないようにしてあり、おのずと1席おきに座ります。スマホの充電はUSB、電源ともに可能です。自販機が二つあり、飲み物はクレジットカードタッチでも買えます。VISA、マスター、AMEX、JCB。もう一つのスナック・軽食は、残念ながら日本の硬貨しか使えません。

 

そして、重要情報。無料Wi-Fiは質、量ともに問題なく使えました。

 

待合室で待つこと50分。書類に書かれた受付番号が呼ばれ「陰性」であることを通告されました。ひとまず、ホッとしたの一言に尽きます。そんなホッとしている私に、通告した係官は「偽陰性になることもままあるので、引き続き気を付けて」などと言われました。「COVID-19 指定地域 滞在歴あり」と書かれたピンクの紙を新たに渡され、入国審査で見せるよう言われました。

 

まとめると、

機外に出るまで10数分。

抗原検査を終え、待合室に着くまで30分。

待合室で呼ばれるまで50分。

 

計90分、1時間半で結果判明までたどり着きました。

 

 

 

【待合室から入国・税関】

検査場は相当離れたところに設けられており、ほぼ無人の「歩く歩道」をひたすら前に進みます。長時間フライトで疲れていたため、歩く歩道上では一切歩かず、ずっと立っていました。20分後、荷物のピックアップ場に着くと、個々人ごとの荷物が既にカートに乗せられてありました。係員がまとめてくれていたのでしょう。こういう細やかな配慮・サービスに接すると、帰国したとの感慨が湧いてきます。

 

入国審査場はガランとしていました。機械に案内されますが、免税扱いでモノを買う予定の人は、有人ブースに進み、スタンプを押してもらう必要があります。疲れているので、ここはうっかり忘れがちです。

 

税関で係員がいたレーンはわずか2つ。パスポートを手渡し、完了。自動ドアを抜けて、到着ロビーへ。

 

【入国後からハイヤー乗車まで】

羽田の出発ロビーにあるコンビニは開店。Wi-Fi業者なども開いていたと思います。

事前に手配してあった「らくらくタクシー」から届いたメールをもとに、ハイヤーのドライバーに電話。ハイヤー乗り場に数分後に着く旨言われ、無事合流。滞在先へ向かいました。

 

PCR検査時代は、係員がハイヤー乗り場まで付いてきて、ナンバーを控える、乗ったことを確認するという情報がありましたが、全くありませんでした。驚いたのは、タクシー乗り場に数台待っていたことです。陰性であっても、公共交通機関の利用は控えるよう求められていますが、誰も見ていないため、タクシーにも電車に乗ることも可能です。

 

ハイヤーの運転手によれば、ドタキャンされたことが最近あったとのこと。「おそらくタクシーに乗ったのではないか。タクシードライバーも最近は水揚げが低く、感染の危険覚悟で配車しているのではないか」とのこと。

 

【隔離生活入り】

3日目が経過しても、LINE友だちになった厚労省からは何の連絡もありません。一体、どうなっているのでしょうか。

 

以下、アドバイスと気付いた点を幾つか。

 

・機外に出る時間は大幅に短縮されたが、少しでも早く検査を受けたい人は前方の席に座ったほうが良い。早く出られるため。

・待合室のスナック・軽食自販機は、日本の硬貨しか使えないため、子連れ家族は特に、食べ物を用意しておいた方がいい。

・入国後、空港のコンビニでの食糧調達、Wi-Fiレンタルは可能。

 

 

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