パソコン、スマホ経由で、瞬時に様々な情報が世界に氾濫する。
誰でも発信できるSNS時代、そのツールは実に多様化している。
私もその恩恵に十二分に授かってる訳だが、渡米後、使い分けの
境界線が曖昧になってきた。それを整理する意味で、少し書いてみたい。
昨年12月の米国転居後、主にフェイスブック上で近況をアップしていた。
FBは、広がる範囲が一応友人だけとされており、自分が元気であることの存在証明と、生活の変化などを写真入りで投稿。こちらでの旧友との出会いも伝えていた。
友人限定なので、反応も友人に限られる。基本的に悪意的なものはないと思われるので、快適なSNS空間として利用してきた。仕事の話、政治的・宗教的主張は極力避け、重くないネタばかりを選び、ポストしてきた。
ただ、ふと気付くと、あまりにも「米国の暮らしぶりを知って、知って」になってたきらいがある。別に、「いいね」の件数を気にしてたわけではないが、まあ、少ないよりは多いに越したことはない。
とはいえ、投稿間隔が短くなりすぎており、食傷気味になってはいないか。ということで、何を食べたとか、どこに行ったなど、はっきり言ってどうでもいい話は今後はやや控えめにし、節目節目だけの投稿にしていきたい、とは思っている。
代わりに最近、よく利用しているのがインスタグラムだ。駐妻さんたちのページをこのところ、次々とフォローし、平日・週末の過ごし方の大いに参考にさせてもらっている。これこそ、ふとした日常の日々のお知らせに適していると思う。実名のFBと異なり、一般人はたいていが匿名。有益な情報がごろごろ転がっている。
米国の観光スポット、育児情報、美味しいお店、地元自治体の動きなど有益な情報を投稿している人が多いことに最近気づき、FBと違って基本的にフォローも相手の許可が不要なので、気軽に閲覧できる。
情報をもらっているのだから、自分もアップしようとする気になり、インスタ映えする写真を撮ってやろうというモチベーションも起きる。
で、問題はこのブログの存在だ。
FB、インスタでいろいろ投稿している最中、どうにもこうにも立ち位置が曖昧になっている。せっかくのブログだから、長文にしないとと思うゆえ、スマホでは適さず、パソコンに向かう羽目になる。
毎日、四六時中パソコンに向かっていた生活からは現在離脱しているので、ブログを書くぞ、、という思いがないとパソコンデスクに座ることはない。となると、どうしても身構えてしまう。よって、なかなか書けなくなる。という言い訳で納得させる。
当初はアメブロだったが、あまりにも有名人・芸能人重視の企業姿勢と、しっかりした文章を書けない面が気持ちを遠ざけ、こちらに引っ越してきた。
これからは、ブログは文字通り、日記として、将来振り返ることができるような備忘録的な意味を込めて、展開していきたい。FB、インスタはあくまでも周囲への拡散用として。
せめて、このピザぐらいの価値のある情報を発信したいものです