駐夫です。
たまには原点に帰って、政治の話を。
11月6日の中間選挙を見据え、米国は政治の季節に突入している。上院議員の3分の1、下院議員の全員が改選となる選挙。
町のあちこちには、ニュージャージー州の中間選挙のみならず、同日行われる地元議会の選挙の候補者看板が埋め込まれている。日本のように、民家や廃屋の壁、特定箇所の立て看板などではなく、まさに植えられているのが大きく異なっている。
町の景観を考えると、こっちのほうがいいかもしれない。無理やり笑いかけているような顔写真もないし、ベタベタ貼られているわけでもないし、何せ、横文字だからか、センスよく映る。
共和党候補が取るのか
NJは完全なブルーステート、民主党候補が伝統的に強い地域だ。東海岸は圧倒的に民主党の地盤であり、NJも例外ではない。そのため上院議員選挙では、今回も民主党候補が勝利するとみられていた。
ところが、先日の世論調査によれば、民主党候補が共和党候補に猛烈な追い上げをくらっているとのこと。よくよく調べてみると、民主党の大物現職上院議員に個人的な資質の問題があり、ジャイアントキリングを狙っているようだ。
この記事、誰が書いたのか知らないけど、やたら詳しい。
いずれにせよ、投票権もなく、取材する必要もないので、それほどまでに関心を寄せてはいない。ただ、NJで地殻変動が起きると「共和党が負けても責任はない」と既に予防線を張っているトランプ氏も拍手喝采を送るのだろう。
全体的な流れ、予測は、上院は共和が過半数維持、下院は民主が過半数奪取というもの。
米国の選挙結果は、米国のみならず、日本も含めた全世界への影響が大だ。中間選挙の結果次第では、2020年の大統領選に至るまでの、トランプ氏の政権運営に影を落としかねない。
投票権を持たない1人の生活者として、一歩離れた視点から、ウォッチしてみたい。