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大雪対策にみる日米の認識の違い

 東京は今日も雪のようですね。

 

 先週の大雪は、大変だったとのこと。相当な積雪になるということが

わかっていても、会社や学校に行かざるを得ない、突っ込んでいかざ

るを得ないんですよね、

 

 「ちゅうおっと」も、日本で働いている時(まだ渡米2か月も経ってませんが)、

それは当然のことと思っていました。

 

 しかし、こちらに来てから、カルチャーショックというか、認識の違いに衝撃を受けました。

 米国は、大雪が降ることが明らかに分かっている場合、企業や会社はクローズにするのです。

 

 1月4日、激しい寒波に見舞われた東海岸は、積雪20センチを優に超えました。

 

 

 ニュージャージーでは30センチ近く積もりました!

 

 子どもの幼稚園初登校でしたが、前日から「大雪の場合はクローズです。当日早朝、判断し、即連絡します」とのアナウンスが流されました。

 妻の会社は「明日は、朝来なくてもいい。間違いなくクローズになるから」との事前予告がされました。

 

 そして、いずれもクローズになりました。無理に登校、出勤させると、本人たちはもとより、交通機関や道路が大混乱し、生命の危険にさらされることになりかねません。

 実に、合理的というか、実利的というか、判断の早さに感心しました。精神論とは無縁なのですかね。

 

 東京で働いていた時、気象庁が「明日は大雪です。不要不急の外出は避けてください」と呼び掛けていても、出勤するのが当たり前だと思っていました。自宅を早めに出て、路面を歩くときに細心の注意を払い、びしょびしょの地下鉄車内でイやな思いをしながらも、オフィスにたどり着き「いや~、雪で大変だけど、働くよね~」などと、精神論・根性論丸出しで普通に会話していました。

 

 今回、早期帰宅命令を出す企業が多かったとのことですが、かえって帰宅が集中し、またまた交通大ラッシュを引き起こしたとのこと。

 早期帰宅命令から、さらに一段判断を早めて、自宅待機命令や自宅勤務命令が出されるような状況にならないかなぁ、と思います。

 

 

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