お恥ずかしながら、主夫の手料理第2弾。8ヶ月も毎日同じことをしてると、さすがに上達してくるものだ。
渡米当初は、素材にこだわり、よく言えば時間をかけてじっくりとつくってた。毎日買い物に行き、あれやこれやを買っては、冷蔵庫に同じものがあったなんてことがザラ。妻によく文句を言われた。
クックパッドなどを参考に、恐る恐る包丁を握って、大さじ小さじをしっかり計りながらの調理は、要領が悪く時間がかかってただけだった。夕食を前に、腹を空かせた子どもは待ちきれず、寝てしまうなんてことも多々あった。
しばし反省し、鍛錬を重ねた結果、最近は時短メニューも覚え、得意な料理はレシピを見ずにつくれるようになってきた。我ながら、わずかばかりの成長を感じる瞬間だ。
「パパ〜、お腹空いた。何かつくって〜」。
この一言を言われると、頼られた男子たるものとして、意気に感じるものだ。愛する我が子のために、腕をまくり、必死になって食事なり、おやつをこしらえる。
こんな何気ないやり取りも、子どもが小さい今だけなのかと思うと、たまに切なく感じる時もある。
我が子のために、今しかできないこと、今だからできることを続けていきたい。