駐夫です。
きょうはこれに尽きる・・・ 。
すでに3回見た。見るたびに、落涙する。妻がいようと、子どもが見ていようと。
来春の退位を控え、最後の会見と位置付けられて、臨まれた。繰り出されるお言葉は、すべてが含蓄にあふれ、見る者、聞く者の心を揺さぶる。心中のひだに染み渡り、流れる涙がやまない。
ましてや、海外で生きる身としては、
自らが、まぎれもなく、正真正銘、日本人であることを十二分に惹起させる、素晴らしいお言葉の数々だった。日本人であることの誇り、美徳、アイデンティティー。少しばかり失いかけていたものを、自分自身が思い起こす、まさに、圧巻の内容だった。
60年もの長きの期間、互いに寄り添った皇后さまへの思い、3人のお子様への尽きぬことのない愛情。即位来、注力されていた災害被災者への寄り添い。日本からの移民、外国人労働者への受け入れ。さらには、辺野古沖埋め立てで揺れ動く沖縄への念。
政権批判だ云々、、という言説は、現役政治部記者に任せる。
ご自身の旅になぞらえて、振り返られた激動の日々。陛下自らが入念に準備し、この日を迎えられたそうだ。
異国で迎えた平成最後の天皇誕生日。
自らのアイデンティティーを再認識するばかりか、わが子に対しても、日本人であるということの教育をあらためて施す必要性を痛感した。
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