2020年の出来事

ブルーエンジェルス、華麗な飛行 フロントライン・ワーカーズに感謝

 駐夫です。

 

 2020年4月28日12pm、米海軍所属のブルーエンジェルス、米空軍所属のサンダーバーズが、最前線で闘う医療従事者らを称えるため、NJ、NYまではるばる飛んできてくれた。

 青空の下、轟音を響かせながら、美しいばかりに統率がとれた動きで魅せてくれた。40分間の華麗な飛行で、ハドソン川のほとりで見ていた私の前を3回も通過してくれた。

 米国では、ひとりの生活者である私でさえも、元気をもらい、勇気が湧いてきた。素直に感謝したい。しばし、気分が高揚したままだった。

  

 いずれも、米軍が誇るアクロバット飛行隊。全米各地で開かれるエアーショーに登場しては、見事なフライトで観客の声援に応える。

 5年前、米国政府の招待を受け、3週間にわたり全米各地を廻るプログラムに参加。その際、訪れたうちのひとつがフロリダ州・ペンサコーラ。海軍基地の街であり、ブルーエンジェルスの本拠地だった。

 訪問した地元新聞の記者らと懇談した際、彼、彼女らが口を揃えていたのが「ブルーエンジェルスは私たちの強い誇り!」との一言。喫茶店で懇談した地元の大学教授やご婦人、警察官らも同様だった。

 MLBのオールスター、NFLのスーパーボウルなどで、米国国歌の斉唱がちょうど終わるタイミングで、上空を一気に駆け抜ける戦闘機。よく見かける恒例のシーンだろう。

 それは、日本でも同じ。先日の五輪聖火が日本に上陸した際や、私が直接見たのは、旧国立競技場の最後のセレモニーが行われた時など、自衛隊のブルーインパルスが登場する。

 以前、航空自衛隊浜松基地を取材で訪れたことがある。戦闘機乗りの自衛官と話す機会があり、マッハ(音速)を超えた世界というのは、どんなものなのか聞いたことがある。

 自衛官の答は「静かな世界ですよ。静寂の世界です」。

 貼り付けたツイートは、まさにそれを物語っている。

 

 こういうイベントが行われる点、いかにも米国らしく、米国という国家をを感じる。

 

https://twitter.com/shelbyholliday/status/1255170568971857920
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